「渡る世間は鬼ばかり」2016スペシャル(後編)あらすじ

公開日: : 最終更新日:2017/06/09 テレビ・芸能, 渡る世間は鬼ばかり


渡る世間は鬼ばかり2016年スペシャル後編が放送されました。

どこよりも詳しくあらすじを書きたいと思いますのでぜひご覧ください。

楽しみにしていた放送が終わってしまい、私の中では「渡鬼ロス」が起きてます・・。

●前編はこちら

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3
五月(泉ピン子)が弥生(長山藍子)に電話をかけて、手伝いに行く約束になっていたが行けなくなったと断りの電話を入れる。

五月をあてにしていた弥生はガッカリ。

朝食を食べ終わった勇(角野卓造)はおやじバンドのメンバーに会ってくると言う。

誠(村田雄浩)が参加出来なくなったため今後の活動は出来なくなったとメンバーに謝りに行くと言うことだった。

そこに愛(吉村涼)が泣きながら慌ててやってきて「誠が・・誠が離婚だって言って家出て行ったの!」。

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それを聞いて「り、離婚って・・そんなバカな・・」五月も勇も驚いている。

「私が『誠はおやじバンドを辞めさせるからってお父さんに断って来た。お父さんも承知してくれたからあんたもうおやじバンドに行くことない』って言ったの。そしたらいきなり私の顔を殴りつけて『いい加減にしろ!俺を何だと思ってるんだ!もう君の勝手にはならない。君とは別れる』ってそのまま飛び出して行っちゃって。どこ行ったのか夕べから帰って来ないの・・。私、離婚されるようなことした覚えないし。訳わかんなくて・・」と愛は泣き崩れた。

勇と五月はどうしたらいいのか分からずオロオロするばかりだった。

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話したことで少し落ちついた愛はご飯をやけ食いし「誠は責任があるのよ。しっかり店にいて工事を見届けなきゃいけないの。少しくらいならおやじバンドもいいかな・・って周ちゃん(岡本信人)夫婦にも許しをもらって目をつぶったの。そしたら休みの間ずっとスケジュールが決まってるって言うじゃない。そんな勝手なことってある?お店のことはもちろん、少しは私やさくらのことも考えてもらわないと!」と怒っている。

勇が「おやじバンドは中止する。これから行ってみんなと話し合ってくるよ。誠くんどこ行ったか分からないけどおやじバンドの予定全部やめるって聞いたら諦めて帰って来るだろ」。

すると愛は慌てて「何も全部やめることないでしょう」と言うが「きちんと決めたことなんだから。今更こっちはやります、あっちはやりません・・なんてそんな不公平なこと出来ないんだ。一か所でもやめるなら全部やめなきゃ」。

「そこまでして誠に帰って来てもらうことない。どうせ私のこと気に入らないんだから嫌なら帰って来なくていい。別れたってやっていける。店さえあればさくらだって育てられる。大丈夫だから」愛は怒っているが五月は「いい加減にしなさい!さくらにお父さんがいなくなっていいってことじゃないでしょう。お父さんだっておやじバンドより誠さんの方が大事なんだから」と言い聞かせる。

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勇がバンドの練習場に着いた。

鍵を開けて中に入ると、ソファーのイスで寝ていた誠が勇に気付いて「お義父さん!」と声をかける。

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まさか誠がいるなんて思いもしなかった勇はビックリ。

すると誠が「今日の集合時間10時ですよね。まだ9時過ぎですよ」。

「やっぱりな。ここにいると思ったよ。今朝な、愛がうちに来た。離婚だって飛び出して帰って来なかったって相当ショックだったみたいだぞ。君が愛に怒りをぶつけるなんて今までなかったからな」と勇。

誠は「結婚してからずっと何でも愛の言う通りにしてきました。ケンカだけはしたくなかったんです。愛は気の強いところがありますから逆らうと面倒な事になるの分かってます。大抵のことは我慢して愛をたててきました。家族円満じゃないと仕事もうまくいかないですからね。けど・・今はたったひとつ楽しみにしているおやじバンドを一方的にやめろって言われて思わずカーッとしてしまって・・」とうなだれている。

勇が「そうだったのか。何が原因で君みたいなおとなしい男が愛を殴ったり離婚だって口にして家出たりしたのか、よっぽど愛が君を傷つけるようなひどいことしたんじゃないかって心配してたんだ」。

「私には・・おやじバンドのことだけは許せなかったんです。ただ後先考えずに飛び出したのはいいんですが行くとこなくて夕べはここにいました。情けないですけど・・」誠はしょげている。

「それが君のいいとこだよ。家出ても離婚してもおやじバンド続けたいって言うんだったら君の思う通りにすればいいんだよ。君の正直な思いを話せば愛も分かってくれるよ。俺からも良く言っておく。知らん顔して帰ればいいんだよ。帰ってやってくれ」と勇は頼んだ。

「・・はい・・」と返事したものの正直気まずくて帰りにくい。

勇は笑いながら「あ~良かった。これでおやじバンドはスケジュール通りだな」と安心し、おやじバンドのスケジュールをすべて白紙にするつもりだったことを誠に話した。

そして誠は婿だから断りきれなくて俺に付き合ってるんだと思ってたことを話し「君が愛とケンカしてでもおやじバンドをやっていきたいって思ってるなら諦めることない」と勇。

それを聞いて誠は立ち上がり「私は続けさせて頂きたいです」勇にお願いすると「これからも愛に遠慮なんてすることないんだ。君のやりたいこと、言いたいことは愛と向き合ってしっかり話し合えばいいんだよ。それが夫婦ってもんだろ。大きな顔して帰るんだぞ。いいね」誠を励ました。

そこにメンバーがやって来て、昼からの演奏会も頑張ろう!とみんなで気合を入れるのだった。

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勇が五月に報告の電話を入れると、すぐ五月は愛にそのことを話す。

寝ている愛を起こし「お父さん、誠さんに会えたって」と言うと愛はすぐに飛び起きた。

五月:「今ね、おやじバンドの練習やってるんだって。今日は二ヶ所演奏会をやって、あとは飲んでくるみたい。遅くなるから夕飯いらないって」

愛:「誠も一緒なの?」

五月:「当たり前でしょ。誠さんはあんたからおやじバンドやめろって言われて頭に来てこういうことになったらしいから」

愛:「私は今までずっと誠はお父さんに無理やりメンバーにされてお父さんには逆らえないから仕方なくついて行ってるんだとばかり思ってた。だから私がお父さんに断りに来たの。まさかおやじバンドがそんなに気に入ってるなんて思ってもみなかった・・」

五月:「誠さんは愛や私たちのために文句も言わないで働いてくれたの。おやじバンドやりたいんだったらやらせてあげなさい。こんなお休み滅多にないんだから。一生懸命働いてくれたご褒美だと思って」

愛は少し笑顔になり「・・そうよね。ラー油の工場だって自分で作って軌道に乗せたし、良くやってくれてるわよ」。

五月が「誠さん、今日帰るって。何にも言わずに笑顔で迎えてあげなさい」。

愛は少し涙ぐんで「・・はい」と笑顔で答えた。

すると突然五月が「あっ!お父さんおやじバンドやめないって言うんだったら私にもちょっとやりたいことあるのよね」と言って慌ててどこかへ出かけて行く。

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五月の行きたい場所というのは弥生の家。

弥生や佐枝の手伝いがまた出来ることになり、喜んで弥生に電話すると弥生も大喜び。

五月が到着するのを待つことになった。

するとそこに来客が。

以前、弥生が勤めていた北川保育園の園長の北川智子(水町レイコ)だった。

遺産相続でもめて保育園をやめることになり、これからも子供に接することがしたいから弥生のお手伝いをさせてくれないか?と頼みに来たのだった。

そんなことも知らず、五月は急いで弥生の家にやって来る。

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到着する早々「あ、五月・・ごめんなさい。急に手伝いに来てくれる人が出来たから五月に電話しようと思ってたの」と弥生に言われ「じゃあ私、来なくていいってこと?」。

体よく断られ気分を害した五月はさっさとその場を後にした。

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またまたやることがなくなった五月はおかくらに行ってみることに。

到着すると長子(藤田朋子)が引っ越しの準備にバタバタしている。

結局、長子一人が夫の英作(植草克英)の所へ行って一緒に暮らすことになり、日向子(大谷玲凪)はこのままおかくらに残ることになった。

日向子が心配なタキ(野村昭子)は今日からおかくらに住むことになり、夜だけお店を手伝ってきたまひる(西原亜希)は税理士事務所を辞めて昼間も働くことに。

日向子、タキ、壮太(長谷川純)、まひるの4人で新たな「おかくら」をやっていこうと決意するのだった。

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行く所がない五月はベンチに座って一休みしていると目の前に「頑固星」と言うラーメン屋が目に入る。

そこはお客が行列していて人気店らしい。

気になった五月がお店の中を覗くと店内はお客でいっぱい、若い男性3人がお店を切り盛りしていた。

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窓に貼ってある「急募 洗い方募集!時給950円~」という張り紙に気付き「この店、人手が足りないんだ」とつぶやく。

お店の入り口に移動すると入口に券売機があり「こんな機械あるの?!」と五月が驚く。

すると店員から「お待ちのお客様どうぞ」と案内されそうになり慌てて走り去る五月だった。

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愛がどこかへ出かけようとしている。

行き先はおやじバンドが演奏会をしている喫茶店だった。

窓からそっとのぞくと勇や誠たちが演奏している最中。

気付かれないようにそっと中に入り柱の陰から演奏している様子を見てみた。

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生き生きとして演奏している誠を見ているうちに涙を流し笑顔になる愛・・そしてそっとそのまま帰っていった。

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英作と看護師が訪問看護を終えて診療所に戻ってくると、無事引っ越しが終わった長子が待っていた。

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そして次々と帰って来る他の医者と看護師に長子は挨拶をし、夕食の準備が出来ていることを伝えるとみんなから「私たちは時間が不規則ですので私たちには気を遣って頂かない方が・・」と言われ、そう言ってうちに英作にも他の医者にも急患の連絡が入り慌ててみんな出かけてしまった。

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おやじバンドの演奏会と打ち上げが終わり、誠は家に帰りたいが気まずくてなかなか帰れない。

意を決して玄関を開け中に入ると、誠が帰って来たことに気付いた愛がドアを開け笑顔で「おかえりなさい!お疲れ様でした!」と頭を下げた。

愛の態度に驚いた誠が立ち尽くしていると「夕飯はみんなと食べたんでしょ?ビールでいい?」と愛が聞いた。

誠が「夕べはその・・」と謝ろうとすると「誠って本当におやじバンドが好きなのね。あんな幸せそうな眞の顔、初めて見た!私ね、おやじバンドなんてバカにして今までこの町内のイベントで演奏した時も行ったことないの。練習だってもちろん興味がないから覗いたことないし。けど・・今日はどうしても見ておきたくて。私ね、誠はメンバーのいないパートを無理やり押し付けられて、お父さんに断れなくて仕方なくやってるんだとばかり思っていたわ。でも今日良く分かった。誠にもおやじバンドは生きがいなのよね。だったら反対なんて出来ない。普段休む暇もなく働いてくれてるの。楽しめる時は思いっきり楽しんで欲しい」と愛。

それを聞いて誠が「あの・・その・・昨日はゴメン。本当に悪かった」と泣きながら頭を下げる。

愛は誠の腕をつかみ「謝ることなんてないの!私は自分のことばっかり考えて誠のこと全然分かってあげようとしなかったんだもの。殴られたって文句なんて言えやしない。夢中で楽器弾いてる誠、カッコ良くてさ・・。惚れ直したよ」笑顔で言うと誠は思わず愛を抱きしめた。

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「誠さん、ちゃんと家に帰ったかしら・・」五月と勇が心配している時、五月に文子(中田喜子)から電話が入る。

「・・もう寝てるかなと思ったんだけど・・。どうしても今夜中にかけないとと思って。・・・亨(三田村邦彦)と別れた」「・・別れたって・・。どうして?」五月が驚く。

「やっぱり亨とは合わなかったの。再婚なんかするんじゃなかった。私・・もうダメなの。お姉ちゃんにだけこのこと言っておきたくて。遅くに電話してごめんなさいね。一人の方が気が楽。夫婦なんて余計な神経使うだけで今度はほとほと懲りた」。

文子は壁に貼ってある行動予定表の「高橋亨」のプレートを外した。

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「私、やっぱり一人で頑張る。例えそれで失敗しても後悔しないで済むもの。じゃ、おやすみなさい」文子は電話を切った。

「文子さんこんな時間になんの用だって?」と尋ねる勇に「私も結構大変なのよ・・」と考え込む五月だった。

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長子が診療所の机でうたた寝していると電話のベルで起こされる。

時計を見ると夜中の12時過ぎ・・誰も帰って来る気配はない。

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「いつ帰って来るのかな。毎日こんななのかな。食事作ってもいつ食べるのか食べないのか分かんないし。これじゃ何のために来たんだか分かりゃしない・・」と一人グチをこぼした。

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岡倉では早朝から日向子とタキが朝食の準備をしている。

新たな「おかくら」の出発を祝ってタキが赤飯を炊いてくれた。

長子の代わりの人は雇わず、当分はこの四人で頑張ろうとみんな決意し、日向子も「よ~し!おじいちゃんがいなくても、お母さんがいなくても、昔に負けないおかくらにする!お母さんに『それ見たことか!』なんて絶対言わせないから」と張り切っていた。

そして大吉と節子の位牌を前に「おじいちゃん、今日からこのスタッフでおかくらやっていきます。見てて下さいね。守って下さいね」と手を合わせた。

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相変わらずやりたいことが見つからない五月だったが、ふとあることを思い出し笑顔になる。

翌日、五月が向かったのは例の行列が出来ていたラーメン屋「頑固星」。

勇気を出して店に入り「あの・・私お客じゃないんです。表の張り紙を見て来ました。もう決まっちゃいましたか?」と尋ねると店長の翔太(伊嵜充則)が「いや、まだだけど」と。

すると五月が「良かったら使って下さい!」。

「おばさんが?!おばさんいくつ?」と翔太はビックリ。

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「58歳。でも私、洗い物ぐらい出来ます」と言う五月に店員が「うち忙しいんだよね。食器だって半端じゃないし。若者だってすぐへばって2~3日で辞めちゃうし」と笑う。

「私、若い頃から体使ってます!それに今の若者みたいに甘ったれてません!」と五月は頑張る。

「試しに働いてもらったら?」と店員に言われ翔太も「そうだね。ダメで元々だと思って。今日からでいい?」。

五月は大喜び。

そんな五月に「うちはかなり忙しいよ。おばさん、覚悟しておくんだね!」と言われ覚悟を決めた五月だった。

開店するとお店は大繁盛で大忙し。

次から次へと使い終わった食器が下げられてくる。

五月がモタモタしていると翔太がやって来て「そんなのんびり洗ってたら間に合わないだろ!頼むよ!」とハッパをかける。

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思わず手が滑って食器を割ってしまうと再び翔太から「頼むよ!」と怒鳴られる。

「これ、バイト代から引いて下さい!」と五月。

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つわりが少し良くなった貴子(清水由紀)は生まれてくる赤ちゃんの洋服や下着を買い、そして五月にもカーディガンを買ってきた。

せっかく世話をしに来てくれた五月に失礼なことをしてしまったと気にしている貴子はせめてものお詫びとして五月にプレゼントをしようと思ったのだ。

眞(えなりかずき)が勇に会って渡すことに。

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その夜、ラーメン屋での仕事がキツかった五月は体中が痛くてたまらない。

勇がそんな五月を見て「今日なにやってたんだよ?」と聞くと「私にもやっとやりたいことが見つかったのよ」と。

「その『やりたいこと』って何だ?そんなに痛がってただごとじゃないぞ」と言われ思わずとっさに「ジム!ジム入ったの。運動する器具とかいっぱいあってさ、それで私今日一日頑張っちゃって。そこでお友達も出来て今度お食事も行きましょうって」と言いながらベッドに入るとすぐに爆睡してしまった。

五月がジム通いするなんて想像もしてなかった勇はただただビックリ。

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翌日、眞がおやじバンドの練習場に顔を出す。

そして勇に貴子から預かった五月へのカーディガンを渡した。

そして「俺たちは俺たちでやっていくから余計な心配しないようにお母さんに言っておいて」と眞。

勇も「俺たちはお前たちの世話になるつもりはないから、お前たちはお前たちで頑張れよ」と言い、2人笑顔になる。

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翌日も五月は頑張って働いているがペースがなかなか上がらず翔太から「洗い場急いで!どんぶり足りなくなっちゃう!」と急かされ頑張る五月。

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おかくらも今までと変わらず繁盛していてお客さんがいっぱい。

どうにか四人で頑張っている。

まひるが注文を聞きに行くと数人で来たお客の一人が「ここね、昔から昼は日替わり定食でハズレのない家庭料理なんだけどね、今度『秋野菜の冷やしうどん』ってのを始めてね。これがまた評判なんだ。何にする?」と話すと他のみんながそれを注文。

すると女性客から「おたく、女将さんいなくなってから献立が変わってきたのよね」と褒められ「これからもご贔屓にお願いします」とまひるは笑顔になった。

どうやら新しいメニューは好評のようだ。

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やっと昼休みになりお店のラーメンを食べる五月は「ん~美味しい!ここのラーメン毎日食べても飽きないわね。たいしたもん」とラーメンを堪能している。

翔太:「おばさん料理するの?」

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五月:「うん、しますよ」

翔太:「じゃあ家族いるんだ」

五月:「いますよ、ダンナが」

翔太:「ダンナさん働いてるのに、それでもおばさん働かなきゃならないんだ。文句も言わず洗い場なんてキツイ仕事、よっぽどのことがないとあんなキツイ仕事しないよ」

五月:「ダンナには嘘ついてるの。家にいるとバカにされるから家にいる訳いかないし、だからって働いてるって言ったらなに言われるか分かんないし」

翔太:「じゃあ何してるって言ってるの?」

五月「ジム通ってるって」

翔太:「ジム?!えらい違いじゃない」翔太も店員も笑った。

忙しくて体はつらいが充実した日を送っている五月は思わず歌を歌いながら洗濯物をたたんでいると、そこに勇が帰って来る。

そして「この前お前に来てもらった時、申し訳ないことしたってお詫びのつもりなんだろ」眞から預かったカーディガンを五月に渡した。

「こんなもんで誤魔化されりゃしませんよ!」と五月は袋を雑に置いた。

「この間のことで私が嫌われてるのは良く分かりました。それで良かったんですよ。だいたい姑なんて嫌われて当たり前なんです。それで覚悟も出来たし。一人前になった眞たちの世話なんてしませんよ。あの人たちから私たちの世話もしてもらいません。それでいいんです。でもまあせっかくですからこれは頂いておきます。あ~あ、親離れしてくれてやれやれ!」と五月。

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ご飯の用意をした長子が英作を起こし「ご飯も食べないで寝ちゃって。もう3時よ。このままご飯食べなかったらまた夕飯食べそびれるわよ」と声をかける。

「うっかり寝過ごしちゃった・・今日は4時から往診が入ってるんだった」慌てて英作が起きて来た。

そして「おむすびにしておいてくれ。食べてる時間ないから。食べれる時に食べるから」英作が出かける準備を始めると「もう!そう言ってちゃんと食べたことないじゃない!うちにいる時は寝てばっかりいるし。話したくても話す時間もないし。一緒に食事だってしてくれたこともないし。食事作ったってちゃんと食べてくれたことだってないし。これじゃ何のために私がここに来たか分からない!」と長子がふて腐れる。

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すると英作から「誰も来てくれなんて頼んだ覚えないよ。往診専門にするってことはこういう暮らしになるってことだよ。だから一人暮らしで充分だって言ったんだよ。それでも君は『俺に不自由はさせたくない』って言って店をやめて来てくれた時は嬉しかった。有難いと思ったよ。でも君の世話にならなくてもやっていけると思ったから断った。それでも君の気持ちは変わらなかった。今更君に愚痴こぼされても俺たちの暮らしは変えようがないんだよ。我慢出来ないんだったらおかくらに帰ってもらってもいいよ」。

英作から言われうなだれる長子。

しょんぼりしながら「他のお医者さんや看護師さんの分もおむすび握っておくね」と言って台所へ行き「分かってんのよ。コンビニのお弁当の方が美味しいかも知れないけど、せっかく私が来てるんだからさ」といじける。

すると英作が傍に来て「ありがとう。みんな喜ぶよ」とお礼を言った。

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おかくらにひょっこり長子が訪ねて来た。

お客さんがいっぱいで忙しいのを知った長子は「混んでるのね~お運びはまひるさん一人?すぐ手伝うから!」と調理場へ。

長子が来たことに気付いた日向子やタキ。

すると日向子が「何しに来たの?」と聞くと「手伝いに来たのよ。まひるさん一人じゃ間に合わないでしょ」長子は手伝う準備を始める。

「余計なことはやめて。私たちお母さんがいなくなってからこのチームでおかくらやっていこうって決めたの。今頃手伝いに来てもらっても迷惑なだけ。あ、何か用でもあるの?だったら2階で待ってて。今忙しくて話してるヒマないの。ここに立たれたら邪魔なの」日向子は長子を追い出そうとした。

お客さんからお呼びがかかり長子が「はーい」と言って対応に行くと日向子は面白くない表情。

見かねたタキが「やって頂きましょう。心配で見に来たんですよ」日向子をなだめるが、日向子は『今更何しに来たんだ?』という表情だ。

長子が率先して接客をしているのを見た日向子が「お母さん、早く帰らないと。こっちのことはもう大丈夫だから」と長子に言う。

「今夜はお父さん遅いって言ってたから・・」そう答えてる途中で「お母さん。はっきり言っとく。お母さんはお店よりもお父さんが大事でお父さんのところに行ったの。だから私たちもお母さんのいないおかくらを新しく再出発させたの。人は増やさないで私たちだけで出来る商売をしようって決めたの。お母さんなんてあてにはしてない。だから心配してくれることも手伝いに来てくれることもいらない。それに・・ここはもうお母さんの住む所じゃないの。お父さんのいる所がお母さんの家。お父さんのそばにいることがお母さんの務めだし、それがお母さんの幸せなんでしょ?」と日向子。

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長子は洗い物をしながら日向子の言葉を聞いている。

壮太も「あの~長子さんがいなくてもお客様は来て下さってます。日向子ちゃんも本当に好きで調理場に立ってるんですよ。どうか安心して日向子ちゃんにおかくらをお譲りになって下さい。もちろん俺もまひるもタキさんもお店をお手伝いさせて頂きますから」と笑顔で話した。

「夜だってタキさんが泊まってくれてるから淋しくも怖くもない。とにかく・・気まぐれに来られると迷惑なの・・」日向子の言葉に長子の手が止まった。

「せっかくこの四人でいいチーム作れてるんだから壊すようなことして欲しくないの」

長子はエプロンを脱ぎ始め「どうせ私は余計者ですよ。もう来ない。二度と来るもんですか」怒って帰ってしまった。

日向子はやれやれといった表情で呆れている。

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気落ちした長子が診療所に帰るといつものように誰もない。

イスに座り「もうおかくらには帰れないのか・・。ここが私の家なんだ・・」とつぶやいた。

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幸楽の改装が終わりに近づき、五月のアルバイトも終わりが近づいてきている。

せっかく楽しく働いてたのにそれももう終わり・・五月は少しガッカリしていた。

その時弥生から電話が来て、葉子が三世代住宅のデザインコンペで最優秀賞を受賞したという知らせだった。

夫婦で同じ仕事してるのに透くんの立つ瀬がないだろう・・と心配する勇。

その頃、葉子は透にお礼を言っていた。

透のお蔭で受賞出来た、透に巡り合えて本当に良かった・・と。

すると透は「お互いの仕事を大事にしてこれからも助け合っていこう」と笑った。

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いよいよ幸楽の改装工事も明日まで。

あさってには開店するという誠の話におやじバンドのメンバーも少しガッカリし「またヒマ作っておやじバンドやろうよ」と名残惜しそう。

すると勇が「今日はお昼に老人クラブ一ヶ所だけだろ。その近くに美味いと評判のラーメン屋があるんだよ。今日はそこでお昼食べないか?どんなラーメンかちょっと食べてみたくて」と切り出すとみんな賛成する。

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勇たちがやって来たのはなんと「頑固星」・・五月がアルバイトしている店だった。

五月は食器を洗いながら「昨日も言えなかった。今日で辞めるって言わなきゃ。でも人手足りないし困るだろうな」と困っている。

幸楽の改装が明日で終わるのでアルバイトも今日で終わるつもりなのだが、次のアルバイトが見つかってない状況なので店長に言うに言えない状態だった。

勇たちが店内に入るとちょうど五月が洗い終わったどんぶりを持って店内に入って来た。

五月を見つけた誠が驚いて「お義母さん?!」と声をかけた。

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みんなの姿を見て五月は慌てて洗い場に逃げていく。

メンバーの金田(佐藤B作)が「お母さん・・って知ってる人でもいるの?」と聞くと「いや・・うちのお義母さんですよ」と慌てている。

「なに寝ぼけたこと言ってんの。幸楽の女将さんがこんなところにいるわけないだろ」と笑うが誠は店長の翔汰に「今ここにいたおばさん、呼んで下さい。ここで働いてるんだろ?」と尋ねる。

すると翔太から「あの人、あなたの何なんです?」と聞かれ・・。

「私の女房・・」と誠が言いかけると早とちりした翔太が「えっ?!」とものすごくビックリする。

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焦った誠が「にょ、女房の母親!この人の奥さん」と勇を見るが、勇は「人違いだろ。何でこんな所に五月がいるのよ」と笑った。

すると店員が五月を店内に無理やり連れてきた。

五月を見て一同仰天!

「五月!」お前なにやってんだ、こんな所で!」勇がビックリすると翔太が「洗い方で働いてもらってるんです」と。

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五月は開き直って「ここが私のジムです!」。

一同唖然とする。

「おかみさん、ヒマだからってバイトしてたの?」おやじバンドのメンバーから尋ねられ「好きなこと見つけろって言われても私は食器洗いしか出来ないし。最初は大変だったけど・・みんなに良くしてもらってすごく楽しかった。私はラーメン屋の女房しか出来ません。幸楽で働いてることが有難いって骨身にしみた。だからこれからは愚痴を言わないで一生懸命働きます。宜しくお願いします!」と五月は頭を下げた。

そして翔太と店員に「そういう訳で・・ごめんね、今日で辞めなきゃならない。ごめんなさい」五月は少し涙ぐんだ。

そして「ここのラーメン美味しいよ~!チャーシュー絶妙!勉強しなさいよ!」と誠を指差した。

洗い場に戻り生き生きとして食器を洗っている五月をみな唖然とした表情で見ているのだった。

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夜、五月が荷造りをしていると勇が帰って来る。

「やっと店の改装も終わって、これからまた忙しくなるな。宜しくお願いしますよ」五月に頭を下げると五月も「お願いします」と頭を下げた。

明日いよいよ新しくなった幸楽に帰る日。

長いようで短かった一ヶ月だった。

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翌日、五月と勇が幸楽に帰って来ると見違えるようにすっかり変わった入口に二人ともビックリ。

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自動ドアにも驚いている。

中に入ると愛や誠、周平、聖子(中島唱子)、達夫(榎本たつお)が明日の開店の準備をしていた。

すっかり変わった店内に驚きながら二階へ上がると円卓や長テーブルが並び元の面影はない。

それから勇と五月は自分たちの部屋に通されると予想以上に良い部屋のつくりに二人とも感激。

愛と誠にお礼を言い、五月は2人にお願いをする。

それは葉子の受賞祝いをここでやりたいということだった。

愛も誠も快く了承してくれて五月も笑顔になる。

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そしていよいよお祝いの日。

弥生、文子、葉子一家、長子が集まり「葉子おめでとう」と乾杯する。

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姉妹たちはみな今までの人生いろいろあったがそれぞれ頑張っている。

そして、こうして幸楽で働いていられる自分は幸せなんだろうな~と思う五月だった。

・・・おわり・・・

■前編のあらすじはこちら

■第1シリーズのあらすじ一覧はこちら

■第2シリーズのあらすじ一覧はこちら

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■感想■
終わっちゃいましたね。

楽しみにしていた分、終わってしまうともうすでに「渡鬼ロス」が始まりました(笑)

今回は五月が暇を持て余して姉妹たちを順番に巡っていきましたね。

相変わらず「おかくら」ではお店を続ける、続けないで揉めていましたね。

いつまで長子は日向子を大学に行かせることに執着してるんだろう?って感じです。

英作の所に行ってもやることがなく、気まぐれでおかくらに手伝いに来て日向子にハッキリ断られ怒って帰る・・子供すぎてどっちが大人だか分かりませんね。

今回ラーメン屋「頑固星」の店長役で主演していた伊嵜充則さん、懐かしかったです。

すっかり大人になりましたね。

そして貴子が妊娠しましたが今回の放送では出産まではいきませんでしたので次のスペシャルまで持越しとなりました。楽しみです。

それから文子がまたまた離婚しましたね。

同じ人と何回離婚・再婚を繰り返せば気が済むんだ。。って感じですがさすがにもう亨とは再婚はしないでしょう。

一年に一回の楽しみが終わってしまい、来年まで我慢となりました。

次はどんな放送内容でしょうか。

楽しみです。

■まずは2週間お試しからどうぞ■

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2017-09-22_1122067
渡る世間は鬼ばかり2017・3時間スペシャルあらすじ

// 2017年9月18日(月)に「渡る世間は鬼ばかり」3

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「渡る世間は鬼ばかり」第2シリーズあらすじ 第6話

// 「橋田壽賀子ドラマ 渡る世間は鬼ばかり」の第2シリー

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「渡る世間は鬼ばかり」第2シリーズあらすじ 第5話

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「渡る世間は鬼ばかり」第2シリーズあらすじ 第4話

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